マイストーリー

 

 

鹿児島出身、３人姉弟の真ん中

家族構成：夫、２男１女の５人家族　

滋賀県近江八幡市在住

 

高校まで田舎の小さな町で海や山に囲まれて育ちました。

 

子どもの頃

「自分は愛されていないんじゃないか？」

と思いこんでいた時期がありました。

 

愛されたくて、親や友達に嫌われたくなくて、

いつもニコニコ笑顔を見せていました。

 

褒められたくて勉強やスポーツも頑張ったり。

 

当時を振り返ると

「結構無理してたなあ」と思います。

 

小さい頃は

人より身長も高くぽっちゃりさんで体型のコンプレックスもありました。

 

30代くらいまで自分に自信もなく、そんな風に感じてしまう自分も嫌でした。

 

 

そんな自分に

転機が訪れた最初のきっかけは、助産師として就職して

多くのお母さん方に出会ったこと。

 

何人目さんであってもどの子にも愛情をかけて、

時には悩みながら一生懸命子育てされていました。

 

「私の母も同じだったのかも」

そう思ったとき、今までの

「愛されていない」思いはなくなり、

 

母に初めて子どもの頃の想いを話し、

「今までごめんなさい、いっぱいの愛をありがとう」

と話すことができました。

 

同時に多くのお母さんが悩む

抱っこや授乳などの赤ちゃんのお世話のこと、自分の体のこと、

家族との関係のことなどよりしっかり学びたいと思うようになりました。

 

2度目に転機が訪れたのは1人目の子育てのとき。

 

赤ちゃんのお世話の知識や母乳育児の知識も自分なりにあるつもりでした。

 

夫の仕事が忙しくても

実家が遠く頼れなくても

「なんとかなるだろう」と思っていました。

 

しかし、

なんとかならなかったんです（＞＿＜）

 

母乳も想像と違い、思うように出ずからだは毎日のお世話でバキバキ。

 

焦ってネットで情報検索して試してみては

思うような効果がなく落ち込み、

 

次第にお世話や家事するのがしんどく、ちょっと人と話すと涙がでて止まらない。

 

外に出る気力もない。

 

産後うつ手前のような状態になってしまいました。

 

「自分の思い描いていた育児はこの子に笑顔で関わっていくこと。このままじゃいけないな。」

 

つらい決断でしたが、

2か月でミルクに切り替えました。

 

 

２人目は

1才5カ月差での育児となったため、無理をしないと決め、

1ヶ月半でミルク授乳に。

 

ミルクでもいいと割り切ったつもりでしたが、

心の底では

「母乳が出たらよかったなぁ」という思いが残り

 

子供たちが小学校に上がる頃まで、

そのことを想うと涙が出てしまうときがありました。

 

 

今の活動にもつながる

転機が訪れたのは

3人目の妊活から産後の体験です。

 

授かるまでの10年の道のりの中で、体をいたわること、

 

暮らしの見直し、食事、夫や子どもたちとの関係など

少しずつ変わっていけたことで、

 

妊娠中から一人で頑張らないこと、手放すこと、頼ることができるようになっていき

 

ありのままの自分を受け止めてもらえたという体験を

妊娠～お産、産後を通して感じることができました。

 

それはまるで

人生の生き直しをしたかのような感覚でした。

 

そして、授乳も母乳量にこだわらず、

自分が心地よく感じる混合授乳という形で

 

母乳育児を2歳半まで続けることができました。

 

 

私は【ヒト】には

本来持っている生きる力があり、いろんな可能性を秘めていることを信じています。

 

お母さん、赤ちゃん、家族みんなが体と心が健やかで、

心地よく過ごすことができますように・・・

 

いろいろある情報の中で、その人に合った方法は何か、

一緒に考えながら

「自分はこうしたい」と

選択できる応援ができたらと思っています。